メタバース上のイベントが社会的に普及し、収益化を視野に入れる運営者が増えています。本記事では、メタバースイベント運営における会計実務を解説します。
【収益区分の整理】 メタバースイベントの主な収益源: (1)入場料・チケット販売収入 (2)スポンサー収入 (3)出展料・ブース料 (4)グッズ・デジタルアイテム販売 (5)有料コンテンツ(配信・録画) (6)コミュニティ会費(継続課金) (7)二次流通ロイヤリティ
【収益認識のタイミング】 ■チケット販売: 事前販売の場合、イベント実施日に売上計上(前受金として一旦計上) ■スポンサー収入: 契約期間で按分計上(複数開催にまたがる場合) ■出展料: 出展期間で按分計上 ■グッズ販売: 販売時(NFT等のオンチェーン取引は決済確定時) ■コミュニティ会費: 月割按分計上
【経費計上のポイント】 主な経費項目: ■制作費 ・ワールド制作費(プラットフォーム別) ・アバター制作費 ・デジタルアイテム制作費 ・配信機材・カメラワーク ■運営費 ・プラットフォーム利用料(VRChat・Cluster・Vket Cloud等) ・配信プラットフォーム利用料(YouTube・Twitch等) ・タレント・出演者報酬 ・運営スタッフ人件費 ・モデレーター費用 ■集客費 ・SNS広告 ・インフルエンサー起用 ・プレスリリース配信 ■その他 ・サーバー・通信費 ・損害保険 ・ガス代(NFT発行時)
【消費税の取扱い】 (1)国内開催のメタバースイベント: 原則として消費税課税対象 (2)海外参加者向け配信: 電気通信利用役務の提供として国外取引(輸出免税の検討) (3)プラットフォーム手数料: 代理人型か本人型かで処理が異なる (4)NFT販売: 取扱い要個別検討
【プラットフォーム手数料の処理】 VRChat・Vket Cloud等のプラットフォーム経由で売上が立つ場合: ■本人型処理: 売上(グロス)+手数料(費用) ■代理人型処理: 純額(ネット)で売上計上 契約条件・実態によって判断します。
【海外参加者対応】 (1)外貨建て収入: 入金時の為替レートで換算 (2)送金手数料: 売上から控除せず別途経費計上 (3)海外居住者への報酬支払: 源泉徴収義務の確認
【イベント別の決算管理】 複数イベントを開催する場合、イベント別の収支管理が重要: ・イベントコード設定 ・各イベントの直接費・配賦費の整理 ・イベントごとの損益確定 ・継続性のあるイベントは続編企画の判断材料に
【インベーダーズグループとの連携支援】 代表の星野宇潮が創業した株式会社インベーダーズ、およびメタバース事業ブランド「ソーシャルノバ」と連携し、メタバースイベント運営の会計税務、KPI設計、収益化戦略まで包括的に支援します。
【お問い合わせ】 メタバースイベント運営の経理体制構築、会計税務面でのサポートをご希望の方、お気軽にご相談ください。
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